こんなことがありました。
小学生の頃、テレビで「キャプテン翼」が始まりました。
そうです、空前のサッカーブームの到来です。
もちろん私も私の友達もドハマリです。
母に頼み込んでサッカーボールを買ってもらいました。
お年玉でサッカースパイクも買いました。お年玉をガンプラ以外に使ったの、これが初めてでした。
その当時は、子どもがサッカーをやる広場なんていくらでもありました。毎日サッカーボールを蹴ってました。でも試合形式が出来るほどの人数が集まるなんて稀です。いつも近所の同級生と遊んでました。
そいつは「キー坊」という奴です。いい奴でした・・・。いや、死んでないですよ。
二人でサッカーといえば、片方がシュートで残りがキーパーです。
でも、キーパーなんてやりたくないんです。
ずっとシュートしていたい。
キー坊に言いました。
「俺がキー坊を日本一のキーパーにしてやる。」
なんて無責任。
なんて利己的。
でもキー坊はいい奴でした。いや、死んでないですよ。
「ありがとう、ハッピー!(←私のあだ名)」
キー坊はずっとニコニコでキーパーをやってくれました。
私はずっとシュートをしてました。
あの夏の花火 / DREAMS COME TRUE
なんというか、もうタイトルが好きです。なんとなく切ない気持ちになるタイトルがまず気に入りました。そして実際に聴いてみると本当に切ない曲でした。
今の恋人と花火を見ている時、ふと昔の彼と見た花火を、その彼を思い出すという内容です。もちろん曲中の今の彼女は幸せなんでしょう。でも曲と詩がどことなく悲しいような、できれば彼と別れたくなかった、別れる筈じゃなかったみたいな雰囲気を感じさせる曲で、昔から大好きな曲です。
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