50代 プログラミング学習の記録〜8

WordPressバージョンアップ

さて。今回の案件のサイトは先述の通り、WordPress及び、各プラグインが全くバージョンアップされていません。
順番的には、

①WordPressバージョンアップ
②各プラグインのバージョンアップ
③WP Mail SMTPの導入

で行うことにしました。

ただ、当該サイトのWordPressバージョンは4.9、当時の最新バージョンは6.4。
これを一気にバージョンアップするのは直感的に危険と判断し、まずは安全なバージョンアップの方法を模索。
すると親切に教えてくれているサイトを発見。以下、その情報をまとめました。

古いWordPressサイトをバージョンアップするには下記の事に注意して行ってください。

WordPressの各バージョンにはそれに対応するPHPバージョンがあります。
WordPressの古いサイトをバージョンアップするにはこのPHPバージョンが対応しているWordPressバージョンにアップしないといけません。

仮にWordPressバージョンとPHPバージョンがこのような関係だとします。

WordPressバージョンPHPバージョン
6.06.0~8.0
5.25.6~7.2
4.85.5~6.5
4.45~5.8


  • 新WordPress 6.0(PHP 6.0〜8.0)
  • 旧WordPress 4.4(PHP 5.0〜5.8)(←これが最低でも6.0以上必要)


なので、一度PHPバージョンが対応しているWordPressバージョンを経由する必要があります。

WordPress 4.4(PHP 5.0〜5.8)

WordPress 5.2(PHP 5.6〜7.2)

WordPress 6.0(PHP 6.0〜8.0)


これでいきます。

ただ、いきなり本番では怖いのでまずはローカル環境で実施。
問題なくバージョンアップできたので、本番で実施。
ようやく最新版のWordPressとなってくれました。

次に各プラグインもバージョンアップ。これもOK。

最後にWP Mail SMTPの導入。

これは本番サイトで行う必要がありましたので、許可をもらって実践。すこしセットアップが難解な部分もありましたが、なんとかネットの情報を頼りに完了。
テスト送信してみましたが、無事に届くし自動返信も来るようになりました。

完了!

今回も本当にヒヤヒヤしましたが、無事に完遂することが出来て安心しました。
実はこのサイトの修正案件はこれで最後となりました。
理由はサイト運営者様がサイト運営会社に正式に依頼したみたいです。

この件を引き受けるときに私はサイトの運営者さまに、
「私のスキルで対応出来ないかもしれません。無理な場合はサイト運営会社に相談してください。」

とお願いしておりました。
運営者様もメールが届かなくなってかなり困ってたみたいなので、やはり迅速に対応してもらえる環境が必要だと判断したのでしょう。

このシリーズはこれで現在に追いつきました。今後は営業に関する記事もアップ出来たらと考えております。

では次の記事で。