こんなことがありました。
私が通っていた高校は1〜3年までが4つのグループに分かれて1年間球技大会等を戦う決まりでした。
茜雲=赤
渦潮=青
東光=黄色
若草=緑
確かこんなグループ名とイメージカラーだったと思います。
一番気合の入るイベントが体育祭でした。
体育祭は、
の3部門で各グループが競います。
特に応援の部での優勝は大変名誉なことでした。
私が3年になったときのグループ編成でちょっとした事件が。
というのも、グループにはグループ長と応援団長が3年生から選ばれます。
応援団長は、なんと言いますか学校のヤンキーと言うか、尖っている系、グレている系男子がやりたがるんです。立候補したりして。
でも私のグループだけその条件に該当する3年生がいませんでした。
仕方無しに学年主任が運動部のキャプテン二人にどちらかをやらせようと決めたらしいです。
私がいた東光グループには野球部のキャプテンとバスケ部のキャプテン(←私)がいたのですが、先に話を持っていった野球部のキャプテンが、
「じゃ、俺、グループ長ならやります。」
て決めたらしく、必然的に私が応援団長です。
いやいや、嫌です。俺、ヤンキーじゃないし。
そんなメンツに混ざって、
「あいつもしゃしゃって、立候補したのか」
って思われたくない。そんなキャラじゃない。
でも選択の余地無しって感じでゴリ押しされました。仕方なく了承。今ならパワハラ。
体育祭は夏休み明けの9月後半に行われます。
ですので、応援のメニューや振り付け、掛け声の取り決めを夏休み中に行います。
こういうのって基本、伝統を継承すると言うか、毎年昨年までとほぼ同じ事を行ってきました。
例えばこんな感じ。
例)
(団長の掛け声)東光グループの〜健闘を祈って〜三三七拍子〜
(グループ全員)手拍子と掛け声
(その後はグループ伝統の応援演舞)
例)
(団長の掛け声)〇〇〜(←演舞名)
(グループ全員)手拍子と掛け声
これを繰り返します。
ぶっちゃけどのグループも代わり映えしないのが見ている側の印象です。
おそらく応援優勝グループの決め手は声の大きさだけで決まってたと思います。
応援団全員で話しました。
「どうせやるなら優勝したい。」
なら、
「声の大きさじゃないところで目立とう」
「伝統を崩そう」
とりあえず全く違った応援をしたい旨を学年主任に報告すると、
「極度に壊さず適度に伝統を維持して欲しい」
とよくわからないアドバイスを頂きました。
なので団員全員で話し合った結果、
例)
(団長の掛け声)東光グループの〜健闘を祈って〜三三七拍子〜
(グループ員)手拍子と掛け声
(その後はグループ伝統の応援演舞)
ここから各演舞名ごとの団長の掛け声をやめて一気に最後まで連続した応援にしました。
演舞をノンストップでやり切る感じです。
グループ員全員でこれをやればかなりの疾走感を見ている人に与えることが出来ます。
そうすることによって声の大きさ以上に差別化できると考えたんです。
結果は大成功。
念願だった応援の部で優勝することが出来ました。
でもそれ以上に嬉しかったのが、翌年以降、どのグループも私達の応援スタイルを取り入れていたと後にわかったときでした。
団員全員で考えて実践したことが高校の歴史にすこしだけ爪痕を残せた事実が本当に嬉しかったです。
もう30年以上前のことなのに、色褪せる事なく覚えています。
若者のすべて / Fujifabric
曲が持つ「温度」をとても感じた作品です。
夏の季語である「花火」という言葉が何度も出てくるのに、冬の夜空を見上げたときに聴きたくなるような不思議な作品です。そして冬なのにとても温かい気持ちになります。
特に終盤、それまでとは違って、同じような歌詞で温かい希望を想像させる展開はただただ凄いです。
私は、この曲を初めて聴いたとき、「いい曲だけど、なんで若い男性の未練たっぷりの歌のタイトルが『若者のすべて』なんだ?」と思っていました。 でも聴き込んでいくうちに解った気がしました。 この詩は柔らかく、でも真っ直ぐに心に訴えかけてきます。 そんな不器用だけど正直な感性はたしかに若者の象徴です。変に知識をつけて見栄をはったりせず伝えたいこと、そして自分の心が信じるままに行動できる。 そして、ささいなすれ違いや、背伸びをしてしまっていた自分への後悔、でもそれを取り返す時間がある。 だからこの作品から伝わる温度こそ「若者のすべて」なんだろうと思いました。
人は、あの頃には戻れませんが、 あの頃の自分を大切に抱いて生きていくことはできます。 この作品は、まさにそこをそっと照らす曲です。
多くの方がカバーされているこの作品を好きになった自分を嬉しく、そして誇らしく思います。
個人的には男性なら槇原敬之さん、女性なら上白石萌音さんのカバーが素晴らしいです。お二人とも、この曲を本当に大切に思っていることがこちらにも伝わってきました。